花に酔へり

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 毎朝、息子を学校へ送る時に通る道。

 三叉路にある　小さな花壇のようなスペースには枝垂桜が。

(息子の額も写ってしまいました）

 愛でるばかりで本当の名前など調べもしないのですが
たぶん、垂れ下がっているので枝垂れ桜でしょう（笑）
見事な一枝。簪にもなりそう。

 高く高く伸びる枝。
3階建てよりもさらに上へ。
もう、この木はほとんど、花が散り、新緑が美しい。

 この木、↑　毎朝、撮影を試みるのですが
ちょうど日が射す時間で　どの角度から撮ってもうまく写らず
何の木なのか知りたいのに...
桜の時期に咲くので　桜の一種かと思うけれど
小粒な花が枝に這うように付いて、まるでキノコ類。

 この桜は↑可愛らしく卵型に伸び、
下は風の影響が少ないので　まだ満開。
でも上は強風で　すでに新緑一色。
宇治抹茶のカキ氷を連想してしまいました。

 息子を学校へ送った帰りに立ち寄るカフェの前にも
背の高い桜。

 どこを眺めても　桜でいっぱいなのが嬉しい♪

 路駐の車を避けるため　下へ伸びていた枝が　

ギリギリのところで　また上へと方向転換しているのはお見事。

似たような写真ばかりですが　桜、大好きなので　つい、何枚も撮ってしまいます。
そして、どれも心を和ませてくれるので削除できず、　この季節は毎年、写真がいっぱいに。

先に咲いていた桜が満開になったばかりで　大雨、強風に煽られ　一晩で散ってしまい、
さらに　この写真の八重桜も９分咲きなのに　

今夜はまた　冷たい風と　雨雲に覆われ

どうか、あとほんの数日、散らずにいて欲しいと願うばかりです。

今年の春は、遅くに訪れ、早くに去ってしまいそう。

 

大空におほふばかりの

袖もがな

春咲く花を風にまかせじ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛後撰和歌集｝